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「パソコンを開いたら、見慣れない『in』という青いアイコンがある…」
「LinkedInって勝手にインストールされるウイルスなの?」
ある日突然、PCやスマホに身に覚えのないアプリが表示されたら、誰だって不安になりますよね。
でも、慌てないでください。
実は私自身、新しいWindows 11のパソコンを購入して初期設定を終えた直後、スタートメニューにLinkedInのアイコンが鎮座していて「えっ、何これ。勝手に何か入った!?」と強烈に焦った経験があります。
変に触って個人情報が抜かれたり、パソコンが壊れたりしたらどうしようと、冷や汗をかきながら調べまくりました。
結論から言うと、LinkedInが表示されたからといって、必ずしもウイルス感染やアカウントの不正登録が起きたわけではありません。
Windowsの仕様や設定によるものが大半なのです。
この記事でわかること
- 突然現れたLinkedInの正体と、危険性の有無
- あなたのPC・スマホで起きている「症状」の簡単な見分け方
- アイコンを安全に消す方法や、自動起動の止め方
- 勝手にメールが来る理由と、不正登録が疑われる場合の対処法
- アプリを削除しても大丈夫かどうかの判断基準
この記事では、表示されているLinkedInの状態をどう見分け、どの操作を選べば安全に対処できるのかを、MicrosoftやLinkedInの公式情報を元に分かりやすく解説します。
5分ほどで解決できますので、一緒に順番に確認していきましょう。
LinkedInとは?勝手に表示されても慌てる必要はない
まずは敵(?)の正体を知りましょう。
得体が知れないと不安になりますが、LinkedIn自体は危険なアプリではありません。
LinkedInは仕事やキャリア向けのSNS
LinkedIn(リンクトイン)は、世界中のビジネスパーソンをつなぐオンラインプラットフォームです。
プロフィールを作成して、企業や採用担当者、業界関係者とのネットワーク構築に使われます。
つまり、ビジネスに特化した真面目なSNSなのです。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「LinkedInとは何ですか?」
決して出どころの怪しいウイルスやマルウェアではありません。
この事実を知るだけでも、少しホッとしたのではないでしょうか。
表示されたからといってアカウントが作られたとは限らない
「アイコンがある=勝手にアカウントまで作られた」と勘違いしがちです。
しかし、パソコンやスマホの画面にアイコンが表示されているだけで、個人情報が勝手に登録されているわけではありません。
アイコンはただの「入り口」です。
あなたがメールアドレスやパスワードを入力して登録手続きをしていない限り、アカウントは存在しません。安心してくださいね。
正規アプリか分からない場合は発行元とURLを確認する
基本的には安全ですが、世の中には有名アプリのフリをした偽物も存在します。
もしブラウザで開いた場合は、URLが公式ドメイン(linkedin.com)かどうかを確認しましょう。
「絶対に安全」と最初から思い込むのではなく、念のため発行元をサッと確認するクセをつけておくと、より安心です。
最初に確認|どのLinkedInが勝手に現れたのか
一口に「LinkedInが勝手に入った」と言っても、パソコンやスマホの中での状態は人それぞれ。
正しい対処をするために、まずはあなたの端末で何が起きているか(症状)を30秒で分類しましょう。
【症状別・30秒チェック】
- スタートメニューにアイコンだけがある ⇒ ピン留め
- PCを起動すると勝手に画面が開く ⇒ 自動起動
- 「インストール済みアプリ」一覧の中にある ⇒ Windowsアプリ
- Edgeブラウザのような枠で開く ⇒ Webアプリ
- Androidスマホに最初から入っている ⇒ プリインストール
スタートメニューにアイコンだけ表示された
Windowsのスタートボタンを押したときに、ピン留めされたアイコンの中にLinkedInがあるパターンです。
これは、実際にはアプリがパソコン本体にインストールされていない(ショートカットがあるだけ)ケースがほとんど。
見た目が目障りなだけで、一番簡単に消せる状態です。
PCを起動するとLinkedInが自動で開く
「パソコンの電源を入れるたびに、LinkedInのログイン画面がドカンと開いて邪魔!」
これは、バックグラウンドで自動的に起動する設定になっている状態です。
この場合、アプリを完全に消さなくても「自動起動だけを止める」という選択肢があります。
インストール済みアプリにLinkedInがある
Windowsの「設定」から「インストール済みアプリ」を開いたとき、一覧にLinkedInが表示される場合。
これは、間違いなくパソコンの中にアプリ本体が入っています。
使わないなら、通常のアプリと同じようにアンインストールが可能です。
インストール済みアプリにないのに画面が開く
「アプリ一覧には無いのに、なぜかLinkedInのアプリっぽい画面が開く」という場合は、Microsoft Edgeの機能によるものです。
Edgeには、Webサイトをあたかも1つのアプリのように表示する機能(PWA)があります。
そのため、通常のWindowsアプリを消す場所とは違う場所から削除する必要があります。
Androidスマホに最初から入っている
一部のAndroidスマートフォンには、購入した時点からLinkedInアプリが「プリインストール」されていることがあります。
これらはシステムに組み込まれているため、通常のアンインストールができず、「無効化」という処置が必要になります。
LinkedInが勝手に入ったように見える主な原因
「自分で入れてないのに、なんで入ってるの!?」とモヤモヤしますよね。
なぜこのような現象が起きるのか、主な原因をサクッと解説します。
スタートメニューのピン留め・ショートカット
Windows 11などでは、利便性を高めるために、最初からいくつかの有名サービスのショートカットがスタートメニューに「ピン留め」されています。
これが「勝手にインストールされた」と錯覚する一番の原因です。
参考:Microsoft サポート「[スタート] メニューをカスタマイズする」
Windowsのおすすめ・提案表示
Windowsには、利用状況に合わせて新しいアプリを提案する「おすすめ」機能があります。
アップデートのタイミングなどで、この提案機能によって突然LinkedInが表示されることがあります。
「Microsoftが強制的にウイルスを入れた!」というわけではないのでご安心を。
設定からおすすめ表示をオフにすることも可能です。
参考:Microsoft サポート「Windows 11でのおすすめやオファー」
PCメーカーや会社管理PCの初期設定
パソコンメーカーによっては、独自の判断で初期アプリとして盛り込んでいることがあります。
また、会社から貸与されたパソコンの場合、社内の情報システム部門が一括でインストールしているケースもあります。
Microsoft EdgeでWebアプリ化されている
過去にEdgeブラウザでLinkedInのページを開いた際、ポップアップの案内などを無意識にクリックしてしまい、Webアプリとして登録されてしまったパターンです。
Android端末にプリインストールされている
スマホメーカーとLinkedIn(または親会社のMicrosoft)の提携などにより、工場出荷時から組み込まれている場合があります。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「デバイスにプリインストールされているLinkedInアプリ」
LinkedInを表示させない・削除する方法
原因がわかったところで、いよいよ実践です。
あなたの症状に合わせた方法で、サクッと消してしまいましょう。
スタートメニューからピン留めを外す
アイコンだけがあって邪魔な場合は、以下の手順で消せます。
- スタートメニューを開く。
- LinkedInのアイコンを右クリックする。
- 「スタートからピン留めを外す」を選択。
たったこれだけです。一瞬で消えますよ。
Windowsのインストール済みアプリから削除する
実際にアプリとして入っている場合は、アンインストールします。
- Windowsの「スタート」ボタンを右クリックし、「インストールされているアプリ」を開く。
- 一覧から「LinkedIn」を探す。
- 右端の「…」アイコンをクリックし、「アンインストール」を選択する。
これでパソコンの中からスッキリ消え去ります。
参考:Microsoft サポート「アプリとプログラムをアンインストールまたは削除する」
PC起動時の自動起動だけを止める
「アプリは一応残しておきたいけど、勝手に立ち上がるのだけ止めたい」という場合は、スタートアップ設定を変えましょう。
- 「設定」>「アプリ」>「スタートアップ」の順に開く。
- リストの中からLinkedInを探す。
- スイッチを「オフ」にする。
これで、次回の再起動時から勝手な画面ポップアップに悩まされることはなくなります。
(私が過去にWindows 11の実機で検証を行った際も、この手順でピタリと止まりました)
Edgeアプリ版を削除する
設定のアプリ一覧にない場合は、Edgeの中に潜んでいます。
- Microsoft Edgeを開く。
- アドレスバーに
edge://appsと入力してEnterキーを押す。 - インストールされているWebアプリの一覧が出るので、LinkedInの横の「×(削除)」をクリックする。
参考:Microsoft サポート「Microsoft Edge でアプリをインストール、管理、またはアンインストールする」
Android版を無効化する
スマホで消せない場合は「無効化」して見えなくします。
- Androidの「設定」>「アプリ」を開く。
- 「LinkedIn」を選択する。
- 「無効にする」をタップする。
無効化すれば、画面からアイコンが消え、バックグラウンドでの動作も止まります。
会社・学校のPCでは管理者へ確認する
要注意ポイントです。
会社や学校から支給されているパソコンの場合、勝手にアプリを消すのはNGです。
組織のセキュリティポリシーで意図的に導入されている可能性があるため、気になってもまずは社内のシステム担当者に確認してください。
「設定画面が見つからない」「他にも勝手に開く怪しい画面があって対処しきれない…」
そんな時は、プロのサポートを頼って一気に不安を解消するのも賢い選択です。
アプリを削除してもLinkedInアカウントは別に残る
「アプリを消したから、これで個人情報も全部消えた!」と思っていませんか?
ここが一番誤解されやすいポイントです。
ピン留め解除・アンインストール・退会の違い
実は「アプリの削除」と「アカウントの削除」は全くの別物です。
違いを簡単な表にまとめました。
| 操作 | アプリ本体 | アカウント(プロフィール) |
|---|---|---|
| ピン留め解除 | 端末に残る | そのまま残る |
| アンインストール | 端末から消える | そのまま残る(別管理) |
| アカウント解約 | アプリとは無関係 | 完全に削除される |
もし過去に自分で登録したアカウントが存在しているなら、アプリを消してもネット上にあなたのプロフィールは残り続けます。
アカウントも消したい場合の手順
「二度と使わないから、アカウントごとスッキリ消したい!」という場合は、以下の手順で「退会(解約)」手続きが必要です。
- LinkedIn公式サイトにログインする。
- 画面上部の「自分」アイコンをクリックし、「設定とプライバシー」を選択。
- 「アカウント管理」セクションにある「アカウントを解約する」を選ぶ。
- 画面の指示に従ってパスワードを入力し、解約を完了させる。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「LinkedInアカウントを解約する」
一時的に使わないなら休止も選べる
「今は使わないけど、将来転職活動などで使うかも…」という方は、完全に消すのではなく「アカウントの休止」も選べます。
休止にすると、他の人からあなたのプロフィールが見えなくなりますが、データ自体は保持されます。
LinkedInから勝手にメールが届く場合
「アプリは入ってないのに、LinkedInから突然メールが届いた!」
これも非常によくあるケースです。しかし、焦る必要はありません。
招待メールだけなら未登録者にも届くことがある
LinkedInには、ユーザーが自分のアドレス帳を同期して「知り合いを招待する」機能があります。
あなたの友人や同僚がLinkedInを使い始めたとき、あなたのメールアドレス宛に「○○さんから招待が届いています」というシステムメールが自動送信されることがあるのです。
つまり、メールが来ただけでは、あなたのアカウントが勝手に作られたわけではありません。
メール末尾から配信停止する
「招待メールが何度も来て迷惑!」という場合は、届いたメールの末尾(一番下)を見てください。
小さく「配信停止」や「Unsubscribe」といったリンクがあります。
そこをクリックすれば、以降の招待メールをストップできます。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「LinkedInからのメールの配信を停止する」
登録済みと表示される場合は過去のアカウントを確認する
新しく登録しようとしたら「このメールアドレスは既に登録されています」とエラーが出た場合。
「まさか乗っ取り!?」と思うかもしれませんが、多くの場合は以下の理由です。
- 何年も前に、招待メールからうっかり登録して忘れていた
- Gmailなどの表記揺れ(ドットの有無など)でシステムが誤認している
まずは直ちに不正登録と決めつけず、パスワードリセットを試してみましょう。
メール内のリンクではなく公式サイトから確認する
重要な自衛策をひとつお伝えします。
もし「パスワードが変更されました」など不安を煽るようなメールが届いても、絶対にメール内のリンクはクリックしないでください。
本物を装ったフィッシング詐欺の可能性があるため、必ずブラウザで検索して公式サイトからログインを試みるようにしましょう。
登録した覚えのないアカウントがある場合の対処法
「パスワードリセットしたら、確かに自分の名前でアカウントが存在していた。でも絶対登録した覚えがない!」
万が一そんな状況に陥った場合の、正しい対処ステップです。
パスワードをリセットしてアカウント内容を確認する
まずは落ち着いて、ログイン画面から「パスワードをお忘れの場合」を選び、新しいパスワードを設定してログインします。
中に入って、プロフィール情報や活動履歴を確認しましょう。
知らない投稿やメッセージがあれば不正アクセスを報告する
ログインした結果、自分が書いていない投稿があったり、知らない人とメッセージのやり取りがあったりした場合は、不正アクセスの可能性が高いです。
直ちにLinkedInの公式サポートへ「アカウントが不正アクセスされた」と報告してください。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「ハッキングされたアカウントについて報告する」
自分になりすました別プロフィールは報告する
自分のメールアドレスではログインできないのに、自分の名前と顔写真を使った別のアカウントが存在している場合。
これは「なりすまし」です。
LinkedInには「偽装プロフィールの報告機能」があるので、該当のプロフィール画面から通報しましょう。
パスワード変更と2段階認証を行う
不正アクセスが発覚した場合、LinkedInだけでなく、同じパスワードを使い回している他のサービス(メール、SNS、ショッピングサイト)も危険です。
速やかに他サービスのパスワードも変更し、2段階認証(スマホへのSMS通知など)を必ず設定してください。
「どこから情報が漏れたのか不安…」「自分のPC全体がウイルスに感染していないか心配」
一度不安になると、何をするにも気が気じゃないですよね。そんな時は、信頼できる総合セキュリティソフトでパソコン全体をスキャンしておくことを強くおすすめします。
LinkedInは削除しても大丈夫?残すべき人・不要な人
ここまで読んで、「消し方はわかったけど、本当に消してしまって後悔しないかな?」と迷っている方へ。
判断基準を明確にしておきましょう。
削除しても問題が少ない人
以下に当てはまる方は、迷わず削除(またはピン留め解除)して大丈夫です。
- そもそもLinkedInというサービスを知らない、使ったことがない
- 転職活動や、海外ビジネスでの人脈形成に興味がない
- プライベート用のパソコンである
Windowsのシステムに悪影響を及ぼすことはありません。
削除前に確認したい人
逆に、以下の方は安易に削除しないほうが無難です。
- 過去にLinkedIn経由で採用担当者と連絡を取ったことがある
- 仕事用のMicrosoftアカウントとLinkedInを連携させている
後から必要になれば公式ストアから再導入できる
迷ったら、「とりあえず消す」で全く問題ありません。
もし半年後、1年後に「やっぱり使ってみようかな」と思ったら、Microsoft Storeや公式サイトから無料で何度でも再インストールできます。
焦って残しておく必要性はゼロなのです。
LinkedInが勝手に表示される場合のよくある質問
最後に、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。
LinkedInはウイルスですか?
いいえ、ウイルスではありません。
Microsoftが運営する世界最大級のビジネス向けSNSアプリです。悪意を持ってあなたのパソコンを壊そうとするものではないので、安心してください。
アンインストールするとWindowsに影響しますか?
影響しません。
LinkedInは独立したアプリ(またはショートカット)なので、削除してもWindows自体の動作がおかしくなったり、他のデータが消えたりすることはありません。
削除してもまた表示されるのはなぜですか?
Windowsの大型アップデートがあった際などに、Microsoft側の「おすすめ機能」がリセットされて再びピン留めされることがあります。
また、Edgeブラウザの設定で再度Webアプリとして追加されてしまった可能性も考えられます。その場合は、この記事の手順でもう一度非表示にしてください。
メールが来たら登録済みという意味ですか?
違います。
LinkedInを利用しているあなたの知人が、「アドレス帳の同期」を行ったことで、未登録のあなたに招待状が届いているだけの可能性が高いです。
会社PCから削除してもよいですか?
絶対に自己判断で削除しないでください。
会社のIT管理者が、社内ポリシーとして一括導入している場合があります。不要に感じても、まずは社内のシステム担当者に「このアイコンは消してもいいですか?」と確認を取りましょう。
まとめ:LinkedInが勝手に入った場合の正しい対処法
いかがでしたでしょうか。
突然パソコンに現れてドキッとさせられるLinkedInですが、正体さえ分かれば恐れるに足らず、です。
本記事の重要なポイントをまとめます。
- LinkedInはウイルスではない。ビジネス向けSNSであり、PCの初期設定や「おすすめ」機能で表示されているだけ。
- アイコンがある=アカウントが作られたわけではない。個人情報が勝手に抜かれている心配は不要。
- 症状に合わせて対処する。「ピン留めを外す」「自動起動を止める」「アンインストールする」など、状況に応じた処置をとる。
- アカウント自体を消したい場合は退会手続きが必要。アプリを消すだけではアカウントは消えない。
- 会社用のPCでは勝手に消さない。必ず管理者に確認する。
- 不正アクセスが疑われる場合はすぐにパスワード変更を。不安ならセキュリティソフトの導入も検討する。
まずは、あなたのパソコンの状態を確認して、不要であればサクッとピン留め解除やアンインストールをしてしまいましょう。
スッキリとしたパソコン環境を取り戻して、快適なデジタルライフを送ってくださいね!


