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「気になる企業の採用担当者を検索してしまった」
「元同僚のプロフィールを何気なく覗いてしまった」
そんな直後、「もしかして今の、相手にバレてる…?」と不安になっていませんか。
結論から言います。LinkedIn(リンクトイン)では、初期設定のまま誰かのプロフィールを見ると、相手にあなたの名前や情報が「足跡」として通知される可能性があります。
実は私自身、LinkedInを使い始めたばかりの頃に大失敗をした経験があります。
転職をこっそり考え始めた時期、現職の競合他社にいる人のプロフィールを興味本位で次々と見て回っていたんです。
数日後、自分の画面に「〇〇さんがあなたのプロフィールを閲覧しました」という通知が来ているのを見て、全身の血の気が引きました。
「うわっ、私が相手を見たことも全部筒抜けだったんだ!」と。
幸い大きなトラブルにはなりませんでしたが、あの時のヒヤヒヤした気持ちは今でも忘れません。
あなたには、あんな焦りを感じてほしくありません。
LinkedInはビジネス特化型SNSだからこそ、足跡の仕様を正しく理解していないと、思わぬところで現職の会社や取引先に気まずい思いをさせてしまうリスクがあります。
そこで本記事では、LinkedInの足跡の仕組みと、身バレを防ぐための確実な設定方法をまとめました。
【この記事でわかること】
- 自分の閲覧が相手にどう見えているか(現在の状態)
- 足跡を残さずに匿名でプロフィールを見る設定方法
- すでに見てしまった足跡を後から消せるのか
- 無料版とPremium(有料版)で見える足跡の違い
- 転職や営業活動に足跡を賢く活用するコツ
今すぐ匿名にしたい方も、Premiumに課金すべきか迷っている方も、この記事を読めば「自分にとって一番安全でメリットのある使い方」が明確になります。
焦らず、まずは一緒に現在の設定状況を確認していきましょう。
LinkedInでプロフィールを見ると足跡はつく
日本の一般的なSNS(XやInstagramなど)では、プロフィールを見ただけで相手に知られることはほとんどありません。
しかし、LinkedInには明確な「プロフィール閲覧履歴」の機能が存在します。
ここではまず、どのような情報が相手に伝わっているのか、基本の仕組みを解説します。
通常設定では氏名・ヘッドラインが表示される場合がある
LinkedInに登録したばかりの初期状態(通常設定)では、あなたが誰かのプロフィールを開いたとき、相手の画面に「あなたの氏名とヘッドライン(職業や肩書き)」が表示される可能性が高いです。
つまり、完全に身元がバレている状態です。
「株式会社〇〇の営業部長であるあなたが見に来た」という事実が、相手の閲覧履歴に記録されます。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「プロフィール閲覧ユーザーの公開設定」
部分匿名では会社・役職・業種などが表示される
LinkedInには、名前を隠しつつ自分の属性だけを相手に伝える「部分匿名」の設定があります。
この設定にしていると、名前や顔写真は出ませんが「〇〇業界の営業担当者」や「〇〇大学出身の人物」といった特徴のみが相手に表示されます。
完全に誰かは特定されませんが、ニッチな業界や役職の場合は「あ、あの人かも」と推測される余地は残ります。
完全匿名でも「匿名のLinkedInメンバー」として表示される
「匿名モードにすれば、足跡自体が完全に消滅するんでしょ?」
そう思っている方は多いですが、実はこれも少し違います。
完全匿名モードに設定しても、相手の閲覧履歴には「匿名のLinkedInメンバー」が閲覧した、という記録が残ります。
個人情報はいっさい相手に伝わりませんが、「誰かが見に来た」という痕跡自体は残る仕様になっているのです。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「完全匿名・部分匿名でプロフィールを閲覧する」
足跡・通知・閲覧数は同じ意味ではない
ここで整理しておきたいのが、LinkedInの「足跡」に関連する3つの言葉の違いです。
ここを混同すると、誤った設定をしてしまう原因になります。
- 足跡(プロフィール閲覧履歴):相手の「閲覧者一覧ページ」に、あなたの情報がリストアップされること。
- 通知:「〇〇さんがあなたを見ました」と、相手のスマホやメールにプッシュでお知らせが飛ぶこと。(※必ず飛ぶわけではありません)
- 閲覧数:相手のプロフィールが「過去90日間で何回見られたか」という数字のカウント。
「メールの通知設定をオフにしたから足跡もつかないはず!」と勘違いする方がいますが、それは間違いです。
通知を止めても、相手の閲覧者リストにはあなたの情報がしっかり記録されています。
LinkedInの足跡で相手に見える情報
では、実際に相手の画面にはどのように表示されているのでしょうか。
閲覧モードごとの表示内容をわかりやすく比較表にまとめました。
| 閲覧モード | 相手に表示される内容 | 身元特定のリスク |
|---|---|---|
| 氏名とヘッドライン(通常) | 名前、顔写真、ヘッドライン(肩書き)、場所、業種 | 高(完全にバレる) |
| プロフィールの特徴(部分匿名) | 役職、会社名、学校名、業種などの一部 | 中(推測される可能性あり) |
| 匿名モード(完全匿名) | 「匿名のLinkedInメンバー」という文字のみ | 低(身元はバレない) |
氏名とヘッドラインを表示する場合
あなた自身のプロフィールを充実させており、積極的に人脈を広げたい場合はこの設定がベストです。
閲覧された相手も「あ、同業の〇〇さんだ」とわかり、そこからつながり申請が生まれるきっかけになります。
プロフィールの特徴だけを表示する場合
名前は伏せたいけれど、「自分は怪しい人物ではない(同業界の人間である)」ことだけは匂わせたい場合に有効です。
ただし、部署名や役職まで細かく設定していると、相手の会社の規模によっては個人が特定できてしまうため注意が必要です。
匿名モードの場合
相手の画面にはグレーのアイコンと「匿名のLinkedInメンバー」というテキストだけが表示されます。
転職先の調査や、ライバル企業の動向チェックなど、絶対に身元を明かしたくない場面で活躍します。
Premiumでも匿名閲覧者の氏名は分からない
「相手が有料版のLinkedIn Premiumを使っていたら、こっちが匿名にしてても課金パワーで暴かれるのでは?」
と心配する声がよくあります。
安心してください。Premiumユーザーであっても、完全匿名で閲覧した人の氏名や個人情報を特定することはできません。
LinkedInはプライバシーを重視しているため、匿名設定を突破するような裏技は公式には存在しないのです。
参考:LinkedIn公式ヘルプ
LinkedInで足跡を残さずに見る設定方法
身元がバレるのが怖い場合は、これからプロフィールを見る前に、必ず「匿名モード」へ変更しておきましょう。
PCとスマホ、それぞれの設定手順を解説します。
PCブラウザ版の設定手順
PCでLinkedInを開いている場合の手順は以下の通りです。
- 画面上部の自分のアイコン(「自分」または「Me」)をクリック。
- ドロップダウンメニューから「設定&プライバシー」を選択。
- 左側のメニューから「公開設定(Visibility)」をクリック。
- 「プロフィールとネットワークの公開範囲」セクションにある「プロフィール閲覧オプション(Profile viewing options)」をクリック。
- 「プライベートモード(匿名モード)」を選択。
選択した瞬間に設定は自動保存されます。「保存しました」というポップアップが出れば完了です。
iPhone・Androidアプリの設定手順
スマホアプリの場合は、メニューの場所が少し異なります。
- アプリを開き、画面左上の自分のプロフィール写真をタップ。
- 下部にある「設定(歯車マーク)」をタップ。
- 「公開設定」をタップ。
- 「プロフィール閲覧オプション」をタップ。
- 「プライベートモード」を選択。
アプリのアップデートにより、日本語表記が「プライベートモード」から「匿名モード」に揺れることがありますが、一番下の選択肢を選べば問題ありません。
部分匿名と完全匿名のどちらを選ぶべきか
迷ったら「完全匿名」をおすすめします。
とくに転職活動中で、志望企業の採用担当者や社員のページを見る場合は、無用な詮索を避けるためにも完全に身元を伏せたほうが無難です。
「部分匿名」は、営業先へアピールしたいが直接は名乗れない、といった特殊なビジネスシーン以外ではあまり使い道がありません。
無料版で匿名モードにする場合のデメリット
ここで非常に重要なポイントがあります。
無料版(Basicアカウント)のまま匿名モード(または部分匿名)に設定すると、「自分自身のプロフィールを誰が見てくれたか」という閲覧者履歴も、一切確認できなくなります。
つまり、「相手にバレない代わりに、自分も相手を知ることができなくなる」というトレードオフの仕様です。
これを知らずに匿名モードにしっぱなしにして、「自分の閲覧者が急に見れなくなった!」と焦るユーザーが多いので注意しましょう。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「閲覧者履歴が表示されない条件」
一度ついたLinkedInの足跡は消せるのか
ここまで読んで、「しまった!もう通常設定のまま相手のプロフィールを見ちゃったよ…」と頭を抱えている方もいるかもしれません。
すでについてしまった足跡はどうなるのでしょうか。
足跡を直接削除する操作は公式ヘルプで確認できない
結論から言うと、ユーザー自身の操作で「この足跡だけを削除する」というボタンや機能は、LinkedIn公式には用意されていません。
一度相手の閲覧者リストにあなたの名前が載ってしまった場合、それをピンポイントで消し去る魔法はありません。
後から匿名モードにした場合の過去履歴は要確認
ネット上のいくつかの記事では、「閲覧した後に匿名モードに変更すれば、過去の足跡もさかのぼって匿名になる」と書かれていることがあります。
しかし、私がLinkedInの公式ヘルプを隅々まで調査した限り、この「過去への遡及(さかのぼり)処理」について明確に保証している記述は見当たりませんでした。
タイミングによっては相手の画面で匿名に切り替わる可能性もゼロではありませんが、「後から設定を変えれば確実に過去分も消える」と過信するのは危険です。
相手をブロックした場合の表示
最終手段として、「相手をブロックすれば足跡が消えるのでは?」と考える方もいます。
確かに、相手をブロックすると、お互いのプロフィールにアクセスできなくなり、相手の「プロフィール閲覧ユーザー」の詳細リストからあなたの名前は表示されなくなります。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「ブロックの影響」
閲覧者詳細が消えても閲覧数に残る場合がある
ただし、ブロックによって名前は見えなくなっても、「過去90日間で〇回閲覧されました」という「閲覧数」のカウント数字自体には、以前の閲覧が残る場合があります。
安全対策としては有効ですが、単に「足跡を消すためだけ」にブロックを多用するのは、今後のビジネスのつながりを絶ってしまうためおすすめしません。
閲覧後に慌てて行うべきでない行動
もし意図せず足跡をつけてしまった場合、一番やってはいけないのは「慌てて相手に不自然なメッセージを送る」ことや、「アカウントを衝動的に削除する」ことです。
相手はただ「あ、誰かが見てくれたな」くらいにしか思っていないケースがほとんどです。
まずは落ち着いて、今後のために設定を「匿名モード」に変更し、これ以上足跡をつけないようにするだけで十分です。
検索しただけ・ログインせずに見た場合もバレるのか
「プロフィール画面は開いてない。検索窓で名前を入れただけなんだけど…」
こういった細かい行動は、足跡としてカウントされるのでしょうか。
名前を検索しただけの場合
上部の検索バーに相手の名前を入力し、検索結果のリストを眺めているだけなら、相手のプロフィール閲覧としてはカウントされません。
安心してください。
検索候補のミニプロフィールを開いた場合
ここが盲点です。
検索窓に名前を入力している途中で、候補として相手の顔写真と簡単な情報(ミニプロフィール)がポップアップ表示されることがありますよね。
LinkedIn公式によると、この検索候補からの表示を開いただけでも、閲覧としてカウントされ、相手に通知される場合があると明記されています。
油断してクリックしないように注意が必要です。
参考:LinkedIn公式ヘルプ
Google検索から公開プロフィールを見た場合
GoogleやYahoo!の検索結果にLinkedInのプロフィールが出てくることがあります。
ここからクリックして見た場合、相手が「公開プロフィール」をどこまでオープンにしているかによって見え方が変わります。
ただ、完全なプロフィールを見るためには結局LinkedInへのログインを求められるため、ログインしてしまえば通常通り足跡の対象となります。
ログアウト・シークレットモードの限界
「じゃあ、ブラウザのシークレットモード(プライベートブラウズ)にして、ログアウトした状態で見れば完璧じゃん!」
たしかに、あなたのアカウントに紐付かない状態で見れば、あなた個人の足跡がつくことはありません。
しかし、非会員(ログアウト状態)に向けて公開されているプロフィール情報は、非常に限定的です。
職歴の詳細や最近のアクティビティなど、本当に知りたい深い情報は、結局ログインしないと見られない仕様になっています。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「ログインしていない人への公開範囲」
シークレットモードとLinkedIn匿名モードの違い
ブラウザのシークレットモードは「あなたのPCに閲覧履歴を残さない」機能であり、LinkedIn側の足跡システムを無効化するものではありません。
シークレットモードを開いても、そこでLinkedInにログインしてしまえば、通常通り足跡は残ります。
「確実に詳細を見たい、でもバレたくない」のであれば、素直にLinkedInの設定から「匿名モード」を選ぶのが一番安全で確実です。
自分のLinkedInプロフィールを見た人の確認方法
視点を変えてみましょう。今度は「あなた自身」が見られる側になった場合です。
誰が自分のページを見に来たのか、確認する手順を解説します。
PCで確認する方法
- トップ画面左側の自分のプロフィール下にある「プロフィール閲覧」の数字をクリックします。
- または、プロフィール画面を開き、「統計データ」セクションの「プロフィール閲覧」をクリックします。
これだけで、過去にあなたを見た人のリストが表示されます。
アプリで確認する方法
スマホアプリでも同様です。
- 自分のプロフィール写真をタップ。
- メニューから「プロフィール閲覧ユーザー」をタップするか、プロフィール内の「統計データ」から進みます。
直感的にアクセスできる場所に配置されています。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「確認手順」
「検索結果の表示回数」と「プロフィール閲覧」の違い
統計データには「検索結果の表示回数」という項目もありますが、これは足跡とは別物です。
誰かが何らかのキーワードで検索した際、一覧リストの中にあなたが何回表示されたかを示す数字であり、誰が検索したのか特定することはできません。
閲覧者が表示されない主な理由
「閲覧者が0人なんだけど…」という場合、以下の理由が考えられます。
- あなたが「匿名モード」または「部分匿名モード」に設定している(無料版の場合)。
- 過去90日間に本当に誰も見に来ていない。
自分が見に来た人を確認したいときは、一時的に設定を「氏名とヘッドライン(通常設定)」に戻す必要があります。
無料版とLinkedIn Premiumで見える足跡の違い
LinkedInには無料の「Basicアカウント」と、有料の「Premiumアカウント」があります。
足跡(閲覧者)の確認機能においては、この両者で大きな差がつけられています。
| 機能 | 無料版(Basic) | Premium(有料) |
|---|---|---|
| 閲覧者リストの確認 | 公開設定なら過去90日間の最新3人まで | 最大365日間の全リスト |
| データの絞り込み | 原則なし | 期間、会社、業種などで可能 |
| トレンド分析 | 限定的 | 週間トレンドなどが確認可能 |
| 匿名閲覧者の特定 | 不可 | 不可 |
| 自分が匿名利用時の履歴 | 見られなくなる | (※一部利用可能な場合あり) |
Basicは公開設定なら最新3人を確認できる
無料版でも、自分が「通常設定」にさえしておけば、過去90日間のうち「最新の3人」の閲覧者を確認できます。
「無料だと1人も見られない」と解説している古い記事がありますが、現行の公式仕様では最新3人まで見ることが可能です。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「BasicとPremiumの違い」
Premiumは最大365日の閲覧者データを確認できる
一方、有料のPremium(BusinessやCareerプランなど)にアップグレードすると、過去最大365日分という長期間の閲覧者リストを、制限なくすべて見ることができるようになります。
Premiumで使える絞り込み・トレンド分析
さらにPremiumの強力な点は、「誰が見ているか」を分析できることです。
「〇〇業界の人がよく見ている」「採用担当者からのアクセスが増えた」といったトレンドが可視化されるため、転職活動や営業戦略を立てる上で非常に有益なインサイトを得られます。
参考:LinkedIn公式ヘルプ「Premium閲覧者インサイト」
Premiumでも分からない情報
繰り返しになりますが、Premiumであっても「完全匿名」で閲覧した人の名前を暴くことはできません。
「誰が見ているか絶対に特定したいから課金する!」という動機でPremiumに入ると後悔するので、注意してください。
Premiumが向いている人・不要な人
結論として、Premiumが向いているのは「閲覧者データを分析して、自らのキャリア構築や営業活動に本気で活かしたい人」です。
単に「直近で誰が見に来たか、チラッと知りたい」程度であれば、無料のBasicアカウントで十分事足ります。
もし本格的にLinkedInをビジネスや転職に活用したいと考えているなら、自分がPremiumの無料トライアル対象になっているか、公式ページで確認してみるのも良いでしょう。(※対象条件や期間はユーザーごとに異なります)
目的別におすすめのプロフィール閲覧設定
ここまで足跡の仕組みを解説してきましたが、「結局、今の自分はどの設定にすればいいの?」と迷う方のために、目的別の推奨設定をまとめました。
転職先の採用担当者を調べたい
あなたが現在転職活動中で、応募企業の採用担当者や社員のプロフィールをリサーチしたい場合。
この場合は「完全匿名」が絶対におすすめです。
選考前に何度もプロフィールを閲覧していると、相手にプレッシャーを与えたり、「ストーカー気質?」と不要な警戒を招いたりするリスクがあります。調査段階では身元を消しておくのが鉄則です。
ただし、「自分という優秀な人材がいることをアピールしたい」という強気な戦略を取るなら、あえて「通常表示」にする高度なテクニックもあります。
営業先・取引先を調べたい
商談前に相手の経歴や共通の趣味を調べておきたい場合。
これは「通常設定(氏名表示)」で堂々と見るのが良いでしょう。
「〇〇さん、明日の商談に向けて私のプロフィールを見てくれたんだな」と、かえって熱心さが伝わり、好印象につながるケースが多いです。
人脈形成を優先したい
社外の同業他社の人とつながりたい、イベントで会った人とネットワークを作りたい場合。
当然「通常設定」がベストです。足跡を残すことが、相手への「挨拶代わり」になります。
元同僚や知人を私的に確認したい
「あの人、今どこで何してるんだろう?」と、SNS感覚で近況を知りたいだけの場合。
相手に気を使わせたくないなら「完全匿名」にしておきましょう。
不審な閲覧者がいる
見知らぬ人からの執拗な閲覧があり不気味に感じる場合は、相手をブロックすることで今後の閲覧を防ぐことができます。
LinkedInの足跡を転職・営業に活用する方法
足跡は「バレたら怖いもの」というネガティブな側面ばかりではありません。
正しく活用すれば、あなたのキャリアを広げる強力な武器になります。
採用担当者からの閲覧が増えた場合
あなたのプロフィールに人事や採用担当者からの足跡が増え始めたら、それはあなたの市場価値が高まっているサインです。
何かのキーワード検索であなたがヒットしている証拠です。
しかし、足跡がついたからといって、必ずしもスカウトメッセージが来るとは限りません。
相手は「条件に合いそうかな?」と覗きに来て、プロフィールが薄かったために離脱してしまった可能性もあります。
【ここで立ち止まらないためのアクション】
LinkedInだけでなく、本格的な転職エージェントにも登録して、客観的な自分の市場価値を確認してみることをおすすめします。
LinkedInで足跡がつくということは、プロのエージェント経由ならもっと好条件の非公開求人に出会える可能性が高いからです。
狙った業界から見られているか分析する
自分が転職したい業界や、アプローチしたい企業の属性を持つ人から見られているか確認しましょう。
もし全く関係ない業界からばかり足跡がつくなら、あなたのプロフィールのキーワード選定がズレている証拠です。
閲覧者に合わせてプロフィールを改善する
プロフィールは見られているのに、スカウトやビジネスの相談が来ない。
その場合は、職務経歴やスキルの記載が相手に刺さっていない可能性が高いです。
「ヘッドライン」をより具体的にする、実績を数字で語るなど、プロフィールを改善することで、単なる「足跡」を「CV(スカウト獲得)」に変えることができます。
足跡だけを理由に強引な連絡をしない
最後に営業活動での注意点です。
足跡がついたからといって、「私のプロフィールを見ていただきありがとうございます!ところで弊社のサービスですが…」とすぐに売り込みのDMを送るのはNGです。
多くの場合、相手は警戒して離れてしまいます。まずは共通の投稿への「いいね」など、ゆるやかな交流から始めるのがLinkedInの作法です。
LinkedInの足跡に関するよくある質問
最後に、足跡に関してよく検索される疑問を一問一答形式でまとめました。
同じ人を何回も見ると毎回通知されますか
短期間に同じ人のプロフィールを複数回見た場合、相手の画面でどのように集計・通知されるかは状況によって異なります。
ただし、無闇に何度も見に行くと相手の通知欄を埋めてしまう可能性があるため、必要な情報は一度で確認するか、匿名モードに切り替えてから見るのが安全です。
匿名モードでも閲覧数には入りますか
はい。完全匿名モードであっても、「匿名のLinkedInメンバー」として過去90日間の閲覧「数」のカウントには含まれます。
Premiumなら匿名の人を特定できますか
できません。
完全匿名で閲覧した人の名前や個人情報は、たとえ有料のPremiumアカウントであっても絶対に表示されません。
参考:LinkedIn公式ヘルプ
通知メールだけ止めることはできますか
可能です。
足跡がつくこと自体(プロフィール閲覧オプション)と、足跡がついたことをメールで知らせる「通知設定」は全く別の設定項目です。
メールが煩わしい場合は、設定の「通知」メニューから、プロフィール閲覧に関するメール配信のみをオフにすることができます。
求人を見ると現在の会社にバレますか
LinkedInのプライバシーポリシーでは、あなたが求人を閲覧したり応募したりした事実を、あなたとつながっている人や現在の雇用主に対して通知することはないと説明されています。
「求人ページの閲覧」と「人物プロフィールの閲覧」は完全に別の仕組みですので、安心して求人を探してください。
参考:LinkedInプライバシーFAQ
足跡をつけた後にアカウントを削除するとどうなりますか
アカウントを完全に削除(退会)すれば、システム上あなたのデータは消去されるため、相手の閲覧者リストからも通常は消えると考えられます。
しかし、単に足跡を消すためだけにアカウントごと消し去るのは、これまでの人脈や経歴データをすべて捨てることになるため、現実的な解決策とは言えません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
LinkedInの足跡(プロフィール閲覧)の仕組みは、日本の一般的なSNSとは大きく異なりますが、設定次第で自分のプライバシーをしっかり守りながら活用することができます。
【この記事のまとめ】
- 通常設定のままプロフィールを見ると、相手に名前や顔写真がバレる。
- バレたくない場合は、見る前に必ず「匿名モード(完全匿名)」に変更する。
- 完全匿名にしても「匿名のメンバーが閲覧した」という痕跡(数)は残る。
- 無料版(Basic)で匿名モードにすると、自分を見に来た人のリストも見られなくなる。
- Premium(有料)でも、匿名設定をしている相手の身元を特定することはできない。
- 一度ついた足跡を後からピンポイントで削除する公式機能はない。
- 転職活動中の企業リサーチは「完全匿名」、人脈形成や営業は「通常設定」が基本。
「すでに相手を見てしまった!」と焦っている方も、まずは深呼吸をして、これ以上の情報漏れを防ぐために設定を「匿名モード」に変更しましょう。
そして、足跡をネガティブに捉えるのではなく、自分の市場価値を測るバロメーターとして前向きに活用し、より良いキャリア構築に役立ててください。

