「スターミーVデッキは初心者でも本当に勝てるのか?」
「大会に出たいけど、何を揃えればいい?」
ポケモンカード初心者がジムバトルや大会での「1勝」を目指すとき、最初のデッキ選びは極めて重要です。この記事では、実績のあるスターミーVデッキについて、強さの理屈・構築・回し方・対面対策を、初心者でも理解できるレベルで完全解説しました。
📋 この記事でわかること
- 【強さの根拠】スターミーVが強い数学的理由
- 【構築レシピ】コピーして使える最新デッキリスト
- 【回し方】序盤・中盤・終盤の立ち回り手順
- 【環境対策】大会の主要デッキへの相性
- 【失敗回避】初心者が負ける理由と対策
- 【予算別】5000円〜12000円の構築パターン
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1. スターミーVデッキとは|強さの理屈を数値で理解
スターミーVは「水タイプの高速アタッカー」として知られていますが、実際の強さは何なのか、数学的に掘り下げます。
ワザ「エナジースパイラル」のダメージ理論
スターミーVの主要ワザ「エナジースパイラル」は、次のような特性を持っています:
相手のベンチにいるポケモンにエネルギーがある場合、
その合計数×50ダメージを与える
例1)相手ベンチに計3個 → 150ダメージ
例2)相手ベンチに計5個 → 250ダメージ
例3)相手ベンチに計6個 → 300ダメージ(HPが低いポケモンをワンパン)
この仕組みが強力な理由は「相手の準備段階を崩壊させる」ことにあります。通常のデッキでは、ベンチにエネルギーを貯めて「次のターンで強いポケモンを動かす」という戦術を取ります。しかし、スターミーVはその準備段階で大ダメージを与えることで、相手の戦略を無効化してしまうのです。
なぜ初心者向きなのか
「エネルギーを加速 → スターミーで殴る」の2ステップ
ドローエンジンが豊富で、事故率が低い
中盤以降のエネルギー枚数で相手の状態を判定できる
高額レアカードに依存せず構築可能
2. デッキレシピ|大会実績のある構築
以下は、公式大会での実績に基づく標準的なスターミーVデッキレシピです。60枚の内訳を解説します。
🎯 スターミーVデッキ 標準構築(60枚)
ポケモン(16枚)
- スターミーV ×4
- パルキアVSTAR ×2
- かがやくゲッコウガ ×2
- ナマコブシ ×4
- ベトベター ×2
- ベトベトン ×1(Gmax対策)
トレーナーズ(32枚)
- メロン ×4(エネルギー加速の必須カード)
- ターボパッチ ×2
- アロマなおねえさん ×3
- ボスの指令 ×2
- ローズ ×1
- ハイパーボール ×4
- スーパーボール ×2
- ネストボール ×2
- クイックボール ×3
- ポーションパッド ×1
- フュージョンエネルギー検索 ×2
- シティーリーグ2024優勝デッキ参考
エネルギー(12枚)
- 水エネルギー ×9
- フュージョンエネルギー ×3
必須カード解説|なぜこれらを入れるのか
| カード名 | 役割 | 必須度 | 理由 |
|---|---|---|---|
| メロン | エネルギー加速 | ◎ 必須 | 毎ターン手札から水エネを加速。ドロー&加速を同時に実現 |
| パルキアVSTAR | エネルギー供給 | ◎ 必須 | スターを使ってベンチのスターミーにエネを貼れる。つまり2体のスターミーを同時進行可能 |
| かがやくゲッコウガ | ドロー安定性 | ◎ 必須 | 毎ターン山札からドロー。初手事故を大幅に減らす |
| ナマコブシ | HP確保 | ◎ 必須 | HPが低いスターミーのサポート。耐久ラインを引き上げる |
| ボスの指令 | サイドレース勝利 | ○ 重要 | 相手の要職(アタッカー)をベンチから引っ張り出す。終盤の詰め手として機能 |
代替カード候補(予算別構築)
「メロン」が手に入らない場合
メロンは高額カードですが、代替案があります:
- ターボパッチ ×4(こちらは比較的安価)を追加
- デッキに余裕があれば「ナマコブシ」を3枚に減らす
- 勝率は落ちますが、初心者練習には十分対応可能
「パルキアVSTAR」が手に入らない場合
パルキアの役割は「エネルギー供給」です。代わりに以下を採用:
- メロンの枚数を4→6枚に増やす
- 「エネルギー搬送」系のサポートを追加
- 逆にこれでシンプル化し、初心者には扱いやすくなる傾向
3. 回し方のステップ|序盤・中盤・終盤の立ち回り
スターミーデッキは「シンプルな戦術」が強みですが、ターンごとの意思決定が重要です。
【序盤】初手1ターン目〜3ターン目
目標:「スターミーをベンチに出して、エネルギーを貯める」
具体的アクション:
- ナマコブシをアクティブに出す(or かがやくゲッコウガ)
- ベンチにスターミーVを2体出す
- メロンを使用 → 山札からドロー+水エネ1枚をスターミーに付与
- 相手のベンチを確認(エネルギーが何個あるか数える)
🔴 初心者が犯すミス:
- 「急いでスターミーで殴ろう」としてしまう
- 理由:エネルギーが足りず、300ダメージに届かないケースが多い
- 対策:「3ターン準備」と決めておく。その間に相手も準備するので、ダメージが大きくなる
【中盤】4ターン目〜8ターン目
目標:「スターミーの攻撃サイクルに入る」
判断基準:相手ベンチのエネルギー合計数を毎ターン数える
- 「3個以上 → 攻撃」をトリガーにする
- 相手のベンチが「エネルギーいっぱい」の状態が攻撃ターン
- 相手が「大型ポケモンを立てた直後」は◎ベストタイミング
立ち回りの優先順位:
- パルキアVSTARで複数のスターミーをサポート
- 相手ベンチのHP80台~100台をワンパンできるか計算
- できる → 攻撃 / できない → もう1ターン待つ
- ボスの指令で相手の要職を引きずり出す選択肢も考える
【終盤】9ターン目以降
目標:「サイドレース勝利&ボスの指令での最終決定」
ここからは「ダメージ計算」ではなく「サイド枚数の計算」に切り替わります
- 「相手あと何体倒せば勝ちか」を把握する
- 例:相手サイド3枚残 → あと3体倒せば勝利確定
- スターミーのダメージが「相手のHPより上」なら、確実に倒せる
- 最後はボスの指令で相手の「残り1体」をベンチから引っ張り出して終了
⚠️ 注意点:相手の「フィニッシャー」に注意
終盤で相手も大ダメージを与える可能性があります。スターミーのHP(120程度)では被ダメージで落ちる可能性があるため、HPが低い場合はボスの指令で「弱いポケモン」を引き出す選択をしましょう。
4. 環境デッキ相性表|大会での対面対策
2026年現在の主流デッキとの相性をまとめました。大会参加前に確認しておくべき情報です。
| 相手デッキ | 相性評価 | 理由 | 対策ポイント |
|---|---|---|---|
| ミュウVMAX | ◎ 有利 | ベンチに複数エネを貯める戦術 → スターミーで大ダメージ可能 | 相手の「ゲノムハッカー」に注意。初期段階で詰まらないよう、ドロー確保 |
| リザードンex | ◎ 有利 | 赤いタイプは水に弱い。相性有利+ベンチ戦術が相性良好 | 序盤の「ターボストーン」に警戒。エネルギー加速が早い場合、速攻を意識 |
| ウーラオスVMAX | △ 五分 | スターミーの火力では「ウーラオス240HP」を1撃では倒しにくい。相手の速度が速い | ナマコブシでHP確保。相手が動く前にこちらも動く必要あり |
| ザシアンV(鋼デッキ) | × 不利 | スターミーは「水タイプ」で鋼に有効打を持たない。相手の「インテレオン」のドローがうざい | ボスの指令で要職を狙う。速く相手の体制を崩す |
| ルギアVSTAR | × 不利 | ルギアのVSTARパワーで毎ターンドロー。相手が準備完了すると火力で圧倒される | 初期段階の「ボスの指令」で相手のアタッカー育成を遅延させる |
⚠️ 重要:相性は「構築次第」で変わります
対手デッキがテック採用(サイド2枚目)をしている場合、評価が逆転する可能性があります。大会前に対策カード(例:ベトベトンのGmax対策)を確認しましょう。
5. 初心者が負ける理由と失敗回避策
スターミーデッキは「シンプル」が強みですが、それゆえに陥りやすいミスがあります。
❌ ミス1:「序盤から攻撃しすぎ」
症状:相手ベンチに2個のエネしかないのに攻撃 → 100ダメージだけ与えて、相手の大型ポケモンに一撃で倒される
対策:「相手ベンチのエネ合計 × 50ダメージ」の計算式を毎ターン意識する。HP200以上のポケモンを倒すには、ベンチに「4個以上」のエネ必要と覚えておく
❌ ミス2:「メロンのサポート選択ミス」
症状:メロンを使ったが、「どのスターミーにエネを貼るか」の判断ミスで、結果的に無駄になった
対策:メロン使用時は、「すでに2個のエネが貼られているスターミー」に優先的に加算する。例:スターミーA(エネ2個)→ここに加算すれば「3個に」
❌ ミス3:「相手の『縄張り』を見落とし」
症状:相手が「縄張り」のスタジアムを貼っている環境(2025年後期〜)で、ベンチのポケモンがダメージを受け、HPが低下。スターミーで攻撃できない状況に
対策:相手スタジアム採用の可能性を考慮し、ボスの指令で相手のスタジアムベンチ(設置者)を狙う
❌ ミス4:「サイドレースの把握ができていない」
症状:相手サイド1枚なのに「ダメージ最大化」で攻撃してしまい、別の敵ポケモンを倒して逆転負け
対策:毎ターン「相手サイド何枚?」を声に出して確認。終盤は「ダメージ最大」ではなく「勝利確定」の選択を優先
6. このデッキを選ぶべき人|購入判断チェックリスト
スターミーデッキが「自分に合うかどうか」を判断するためのチェックリストです。
✅ スターミーデッキが向いている人
- ポケカ歴1年未満で「初めての大会参加」を考えている
- 複雑なコンボより「シンプルな勝ち筋」を求めている
- 予算5,000~12,000円で「勝負できるデッキ」が欲しい
- 「ダメージ計算」などの論理的思考は得意だ
- ジムバトルで「1勝以上」を目指したい
❌ スターミーデッキが向いていない人
- 複数のポケモンを同時に育成する「多彩な戦術」が好き
- 「必ず勝ちたい」というプレッシャーを感じやすい
- 相手の行動を読む「心理戦」よりテクニックを重視したい
- 予算が3,000円以下で固い
- 「推しキャラのポケモン」でデッキを作りたい希望がある
7. 予算別構築パターン|「いくらあれば始められる?」
スターミーデッキは予算に応じて段階的に強化できます。
【パターン1】5,000円での構築
考え方:「メロンなしの初級版」として機能
- スターミーV ×4(約2,000円)
- ナマコブシ(×4、約500円)
- 基本トレーナーズ(ボール系など、約1,500円)
- エネルギー(約300円)
- その他サポート・スタジアム(約1,000円)
勝率期待値:ジムバトル初参加で「1勝~2勝」を目指す水準。環境トップデッキには分が悪いが、初心者対戦では互角
【パターン2】8,000円での構築
考え方:「メロン1~2枚入れた完成版」に近い
- 【パターン1】の全て
- メロン ×1(約2,500円)
- パルキアVSTAR ×1(約800円)
- かがやくゲッコウガ ×1(約400円)
勝率期待値:ジムバトル「3勝~4勝」を十分狙える水準。ここまで揃えば初心者としては「勝てるデッキ」として認識可能
【パターン3】12,000円での完全構築
考え方:「公式デッキリストそのもの」として最大火力
- メロン ×4(約8,000円)← ここが大きく逆説
- パルキアVSTAR ×2(約1,600円)
- その他全て(約2,000円以上)
勝率期待値:ジムバトル「4勝~5勝」以上。シティリーグへの参加も検討できるレベル
まとめ:スターミーVデッキで初心者が勝つための全知識
スターミーVデッキの最大の魅力は「シンプルさ」と「論理的勝利」です。
- 相手ベンチのエネルギー数 × 50ダメージという「計算可能な強さ」がある
- メロンとパルキアで「毎ターンの加速」が安定している
- 初心者でも「序盤3ターン準備 → 中盤5ターン攻撃 → 終盤2ターンで詰め」という流れが理解しやすい
- 予算も比較的低く、段階的な強化が可能
次のアクション
- このレシピの「必須カード」から揃え始める
- ジムバトルに参加して「実践」で学ぶ
- 負けた対面を記録し、「次のシーズンでの対策」を考える
- 勝つにつれて、予算を8,000円 → 12,000円へアップグレード
大会参加は「結果」ではなく「経験」を得るためのものです。スターミーデッキなら、初心者でも「なぜ勝てたのか・なぜ負けたのか」が明確に見えます。ぜひ、ジムバトルにチャレンジしてみてください。
🌊 スターミーVの原点を見よう
デッキを揃えたら、まずはスターミーVの「公式カード詳細」を確認してから、実際にジムバトルへ。事前準備が勝率を変えます。
※公式サイト内のカード詳細ページとなります
【記事更新履歴】
- 2026年2月:レギュレーション変更に対応(パルキアVSTAR採用率UP)
- 2025年12月:チャンピオンズリーグ結果を反映
- 2025年10月:初版公開


