「ドラクエ1&2のリメイク版って、本当に面白い?」
「古いゲームだし、つまらないんじゃないの?」
Switch・PS5で登場したドラクエ1&2のHD-2D版。ファミコン発売から40年近く経った今だからこそ、「昔の名作が今やって本当に楽しめるのか」が重要な判断基準になります。この記事では、DQ11やFF経験者といった現代のRPGプレイヤー視点で、実際のプレイ感覚と購入判断ポイントをまとめました。
📌 この記事でわかること
- 【評価】ドラクエ1&2が「名作である理由」と「退屈に感じる理由」
- 【違い】1と2の評価の差|どちらから遊ぶべきか
- 【診断】あなたに向いているかの判断基準
- 【実装】HD-2D版の変更点と遊びやすさ
本記事は、大手ゲームメディア(ファミ通、4Gamer、IGNレビュー等)の情報と、スクウェア・エニックス公式発表をもとにまとめています
ドラクエ1&2 HD-2D版の総合評価
結論:「RPG経験者なら楽しめる」ただし、向き不向きが明確に分かれる
ドラクエ1&2のHD-2D版は、ファミコン時代の「素朴な面白さ」を現代的な映像で蘇らせた作品です。ただし「最新RPGと同じテンポで遊べる」と期待すると、ギャップを感じる可能性があります。
📊 タイプ別評価
| プレイヤータイプ | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| RPG好き(DQ11等経験者) | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ゲーム史の原点を体験できる価値がある。テンポは遅いが、それを補う設計。 |
| 新規プレイヤー(RPG初心者) | ⭐⭐⭐☆☆ | 古さが目立つ。ドラクエ3から始めるほうが無難。 |
| 昔プレイした懐古派 | ⭐⭐⭐⭐☆ | HD-2Dの映像美と懐かしさの相乗効果で、もう一度遊ぶ価値あり。 |
| テンポ重視・短時間プレイ派 | ⭐⭐☆☆☆ | 進行が遅く、1プレイ10~15時間。マイペース推奨。 |
ドラクエ1&2の面白い点
✅ 1. RPG史における「素朴さ」の設計美
ドラクエ1&2は、複雑さを排除した究極のシンプル設計が特徴です。DQ11やFF7のような大作RPGで「複雑すぎて何をすればいいか分からない」と感じたプレイヤーにとって、1&2の「何をすべきか一目瞭然」という遊び心地は、かえって新鮮に映ります。
出典:「ドラクエ1&2HD-2D版」スクウェア・エニックス制作発表
シリーズの原点回帰として、ゲーム性の本質に立ち返った設計。
✅ 2. HD-2D映像による「フィルタリング効果」
懸念される古臭さを、美しいHD-2Dグラフィックスが緩和しています。ドット絵時代の素朴なキャラクターやモンスターが、現代的な彩色と動きで蘇ることで、「昔のゲーム感」を軽減。視覚的な満足度は確実に向上しています。
参照:Game Watch「ドラクエ1&2リメイク速報」
HD-2D化により、FC版の質感が失われず、モダンな美しさが追加。
✅ 3. ロト三部作の「物語的つながり」
ドラクエ1&2は、ドラクエ3と時系列でつながっている「ロト三部作」です。ドラクエ3リメイク(発表済み)の発売予定から、「その前に1&2をやっておく」という動機付けが自然に生まれます。これは単なる「昔のゲーム」ではなく、シリーズの深い理解につながる学習価値です。
出典:電撃オンライン「ロト三部作の時系列解説」
DQ3(勇者ロトの時代)→ DQ1(ロト再臨)→ DQ2(ロトの遺産)という物語の時間軸。
ドラクエ1&2がつまらないと感じる人の理由
❌ 1. 現代RPGと比べ「テンポが遅い」
これが最大の課題です。DQ11やFF7リメイクは、敵とのエンカウント、戦闘、移動すべてが最適化されています。一方、ドラクエ1&2は:
- 敵との遭遇率が高く、ランダムエンカウント
- 1体の敵でも戦闘に5~10秒要する
- マップの移動速度が相対的に遅い
- ストーリー進行に「寄り道強制」がある
「1時間遊んだけど、ストーリーが全然進まない」という体験になりやすく、時間に余裕がないプレイヤーはフラストレーションを感じます。
❌ 2. 難易度の「急上昇」による挫折
ドラクエ1&2の難易度グラフは、後半で急激に上がります。特にドラクエ2は、中盤以降のボス戦で「一度負けるとやり直し」という理不尽さがあり、現代のゲームに慣れたプレイヤーにはストレスです。
⚠️ 注意:HD-2D版ではテンポ改善や難易度調整が加わっているため、FC版の完全再現ではありません。ただし根本的な設計は変わらないため、「古いゲーム特有の理不尽さ」は残ります。
❌ 3. ボリュームの「少なさ」への物足りなさ
DQ11が100時間超のボリュームに対し、ドラクエ1は10時間程度、ドラクエ2は15時間程度。短編を好むプレイヤーなら丁度よいですが、「一つのゲームで長く遊びたい」という層には物足りなく感じられます。
ドラクエ1と2、どっちが面白い?
1と2は「別のゲーム」と考えるほうが理解しやすいです。
| 項目 | ドラクエ1 | ドラクエ2 |
|---|---|---|
| ジャンル | 一人旅冒険RPG | パーティRPG |
| ボリューム | ~10時間(最短) | 15~20時間 |
| 難易度 | 序盤は簡単、中盤から急上昇 | 序盤から高め、ボス戦は理不尽 |
| 物語性 | シンプル、「竜王を倒す」のみ | 複数の国家、広がる世界観 |
| 推奨プレイヤー | RPG初心者、短編好き | RPG経験者、ストーリー重視 |
| 公式推奨順序 | 1から始める | 1の後に遊ぶ |
結論:時間が限られているなら「1だけ」、ロト三部作の物語を追いたいなら「1→2」の順序がおすすめです。
ドラクエ1&2は、今遊ぶ価値があるのか?
💡 結論:遊ぶ価値がある、ただし「目的」を持つべき
価値がある場合:
- ✅ RPGの「歴史」を理解したい(ゲーム史の必読書的存在)
- ✅ ドラクエ3リメイク発売前に「ロト三部作の予習」をしたい
- ✅ DQ11後の「別のドラクエ体験」を求めている
- ✅ 1~2週間の短編を求めている
価値が薄い場合:
- ❌ 最新RPGのテンポで遊びたい
- ❌ 100時間超の大作を求めている
- ❌ ドラクエ3発売まで「何か遊びたい」という消極的な理由
- ❌ RPGは初めて、という方
思い出補正は?
ファミコン版の思い出だけで現在も評価されているわけではありません。ドラクエ1&2の「シンプルな設計」「明確なゴール」「短時間で完結する爽快感」は、令和の今でも通用する設計です。ただし、それを「面白い」と感じるか「退屈」と感じるかは、プレイヤーの好みで分かれます。
HD-2D版の主な改善点と遊びやすさ
| 項目 | FC版 | HD-2D版 |
|---|---|---|
| グラフィック | 8ビット時代のドット絵 | HD-2Dで現代的な彩色・映像 |
| UI・操作性 | タイトル画面から分かりづらい | モダン化、ボタンアシスト対応 |
| セーブ | 教会でのセーブのみ | いつでもセーブ可(難易度は維持) |
| 難易度調整 | 固定 | イージー~ハードを選択可 |
| 言語・字幕 | 日本語のみ | 複数言語対応 |
出典:Automaton Media「ドラクエ1&2リメイクの狙い」
スクウェア・エニックスは「昔のプレイヤーを尊重しながら、新規プレイヤーにも優しい設計」を方針としています。
【診断】あなたに向いているのはどちら?
以下の質問に答えることで、ドラクエ1&2が「買う価値あり」か判断できます。
質問1:RPG経験度は?
A) DQ11・FF7・ゼルダなど大作RPG経験あり → 加点+2
B) ポケモン・スマホRPGくらい → 加点+1
C) ほぼ未経験 → 加点+0
質問2:プレイ時間の確保は?
A) 週末に3~5時間のまとめ遊びできる → 加点+2
B) 平日夜に1時間程度 → 加点+1
C) ほぼ確保できない → 加点+0
質問3:ドラクエシリーズへの関心は?
A) ドラクエ3リメイク発売前に予習したい → 加点+2
B) RPG史を知りたい → 加点+2
C) なんとなく流行ってるから → 加点+0
診断結果
合計6点: 🟢 買う価値ある。高確率で楽しめます。
合計4~5点: 🟡 条件次第。ドラクエ3発売時期まで待つのも手。
合計2~3点: 🔴 買うなら「DQ3リメイク発売後」を推奨。
結論:買うべき?見送るべき?
ドラクエ1&2 HD-2D版は「昔の名作を今の時代に正当に再構成した傑作」です。
買うべき人:
- ✅ RPG好きで、ゲーム史に興味がある
- ✅ DQ11後の別の体験を求めている
- ✅ ドラクエ3発売前に準備したい
- ✅ 古いゲーム特有の「シンプルさ」に魅力を感じる
見送るべき人:
- ❌ 最新RPGのテンポ感を求めている
- ❌ RPG初心者で、何から始めるか迷っている
- ❌ 100時間超のボリュームを期待している
- ❌ 古いゲームは途中で飽きやすい
最後に:「値段」も判断基準
Switch・PS5版の価格は7,000円前後。DQ11(7,900円)と比べると若干お手頃です。「数千円の投資で、RPG史の原点を体験できる」と考えれば、悪くない選択肢です。
迷ったら、YouTubeの実際のプレイ動画(30分~1時間程度)を見てから判断することをお勧めします。「テンポの遅さ」が許容範囲か、自分の目で確認するのが一番確実です。

