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ワイスピに登場する日本車一覧|スープラ・GT-R・RX-7など名車を作品別に整理

オリジナル作品

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ワイルド・スピードシリーズを見返していて、「あれ?このオレンジの車、何て名前だっけ?」「ブライアンが乗ってたGT-Rって、結局何作目に出てきたやつ?」と手が止まってしまった経験はないだろうか?

私自身、初めてワイスピを観た学生時代、画面を縦横無尽に走り回る色鮮やかなスポーツカーにすっかり心を奪われた。
しかし当時は、「スープラ」や「GT-R」という名前は知っていても、R34だのA80だのという「型式」の違いが全くわからなかったのだ。
車好きの友人が「やっぱりFDのRX-7が最高だよな!」と熱弁している横で、「エフディーって何?」と心の中で焦りながら適当に相槌を打っていたのを今でも覚えている。

映画のド派手なアクションに目を奪われがちだが、ワイスピの真の主役は間違いなく「車」である。
特に日本車(JDM)の活躍は、世界中のファンを熱狂させ、現在のスポーツカーブームの火付け役となった。

この記事では、過去の私のように「実は車種や型式の区別がついていない」「作品ごとの登場車を整理したい」というあなたに向けて、ワイスピに登場する代表的な日本車を徹底解剖する。
公式情報や自動車メーカーの歴史的背景も交えながら、作品・キャラクター・人気の理由を一気に整理していく。
これを読めば、好きな車が登場する作品を迷わず見返せるようになり、車好きとの会話でも自信を持って語れるようになるはずだ。

ワイスピに登場する代表的な日本車一覧

まずは、シリーズを彩ってきた代表的な日本メーカーの車を一覧で確認しておこう。

【ワイスピ日本車一覧表】

車種・型式 主な登場作品 主なドライバー
トヨタ スープラ A80 第1作、SKY MISSIONなど ブライアン
日産 スカイラインGT-R R34 X2、MAXなど ブライアン
マツダ RX-7 FD3S TOKYO DRIFTなど ハン、ドミニク
三菱 エクリプス 第1作 ブライアン
ホンダ S2000 X2など スーキー
日産 シルビア S15 TOKYO DRIFT ハン、ショーン
日産 フェアレディZ Z33 TOKYO DRIFT D.K.(モリモト等)
三菱 ランサーエボリューション X2、TOKYO DRIFTなど ブライアン、ショーン
スバル インプレッサ WRX STI MAX、SKY MISSIONなど ブライアン
トヨタ スプリンタートレノ AE86 TOKYO DRIFT エキストラ

それぞれの車種について、見どころや名車と呼ばれる理由を詳しく解説していく。

トヨタ スープラ A80

ワイスピを語る上で絶対に外せないのが、第1作目に登場したオレンジ色の「A80型スープラ」だ。
廃車同然の姿からブライアンの手によって蘇り、ドミニクのダッジ・チャージャーと最後の直線勝負を繰り広げたシーンは、映画史に残る名場面である。

実車のA80スープラは、名機と呼ばれる直列6気筒3.0Lエンジン「2JZ-GTE / GE」を搭載し、RZグレードにはGetrag製の6速MTが採用されていた。
この圧倒的なポテンシャルが、チューニングベースとして世界中で愛される理由だ。
現在ではトヨタの「GR Heritage Parts」プロジェクトの対象として、インパネなどの復刻部品が販売されるほど、メーカー公式からも歴史的価値が認められている。
引用元:GAZOO Racing A80 Supra

日産 スカイラインGT-R R34

ブライアンの愛車として不動の地位を築いているのが、スカイラインGT-R R34である。
特に『X2』の冒頭ストリートレースに登場した、シルバーボディにブルーのストライプが入った仕様は、もはや伝説だ。

驚くべきことに、日本国内で開催された公式の「人気車総選挙」において、この「R34 X2 ブライアン仕様」が堂々の1位を獲得している。
さらに2位にも「スカイラインGT-R R34」がランクインしており、GT-R人気の凄まじさを物語っている。
RB26DETTエンジンが生み出す快音は、映画のスクリーン越しでも鳥肌が立つほどだ。

マツダ RX-7 FD

ハンの愛車として『TOKYO DRIFT』で強烈なインパクトを残したのが、FD3S型のマツダ RX-7だ。
VeilSide(ヴェイルサイド)製のワイドボディキットを纏ったオレンジと黒のツートンカラーは、もはや元の車がわからないほどの大胆なルックスに仕上がっている。

そのアイコニックな存在感は凄まじく、本家アメリカのユニバーサル・スタジオの公式アトラクション車両としても、スープラやGT-Rと並んでRX-7が言及されているほどだ。
ロータリーエンジン特有のサウンドと、渋谷の街を優雅に駆け抜けるドリフトシーンは、世界中のファンを虜にした。
引用元:Universal Parks USA

三菱 エクリプス

第1作目の冒頭、ブライアンがストリートレースに挑んだグリーンのマシンが三菱・エクリプスだ。
日本の三菱自動車の車ではあるが、主に北米市場向けに開発・販売されたモデルであるため、現地の「スポコン(スポーツコンパクト)」文化を象徴する一台として描かれている。

アンダーネオンを光らせながら夜のLAを疾走する姿は、「ここからワイスピの歴史が始まった」とファンに感じさせる特別なオーラがある。

ホンダ S2000

『X2』で女性ストリートレーサーのスーキーがドライブしたのが、ド派手なピンクのホンダ S2000だ。
橋を大ジャンプする過激なレースシーンで活躍した。
S2000はホンダが誇るFRピュアスポーツカーであり、高回転まで回るVTECエンジンの魅力は劇中でも存分に活かされている。
ビジュアルの強烈さも相まって、一度見たら忘れられない名車だ。

日産 シルビア S15/S13

日本のドリフト文化を世界に知らしめた『TOKYO DRIFT』において、極めて重要な役割を果たしたのがS15シルビアだ。
ハンが主人公ショーンに貸し出した通称「モナリザ」と呼ばれるマシンである。

立体駐車場での無惨なクラッシュシーンは、車好きなら思わず悲鳴を上げそうになる。
ドリフト競技のベース車として実世界でも圧倒的な人気を誇るシルビアシリーズは、ワイスピのストリートカルチャーを語る上で絶対に外せない。

日産 フェアレディZ Z33

同じく『TOKYO DRIFT』で、主人公の前に立ちはだかる「D.K.(ドリフト・キング)」ことタカシが乗っていたのがZ33フェアレディZだ。
ダークトーンのボディに描かれたスカラベ(フンコロガシ)のバイナルグラフィックが、敵役としての威圧感を底上げしていた。
力強いV6エンジンのトルクを活かしたアグレッシブな走りは、日本車の別の顔を見せてくれた名演と言える。

三菱 ランサーエボリューション

『2ワイルド・スピードX2』でブライアンに支給されたランエボVIIや、『TOKYO DRIFT』でショーンがドライブした赤いランエボIXなど、シリーズ随所で活躍している。
本来は4WDのラリーベース車だが、『TOKYO DRIFT』の劇中ではドリフト走行のためにFR(後輪駆動)化されているというマニアックな設定も存在する。
三菱自動車の歴史においても、生産終了後も象徴的モデルとして語り継がれる傑作スポーツセダンだ。
引用元:Mitsubishi Motors History

スバル インプレッサ WRX STI

ブライアン=GT-Rというイメージが先行しがちだが、『MAX』や『SKY MISSION』ではスバル・インプレッサWRX STIも見事な走りを見せている。
砂漠のオフロードコースを猛スピードで駆け抜けるシーンは、ラリーカーとしてのインプレッサの本来のポテンシャルを存分に引き出した演出だった。
水平対向エンジンとAWDの組み合わせは、ワイスピのアクションに抜群の説得力を持たせている。

トヨタ スプリンタートレノ AE86

直接的なレースシーンの主役ではないものの、『TOKYO DRIFT』の立体駐車場シーンなどにカメオ的に登場するのが「ハチロク」ことAE86だ。
ドリフト文化の発祥である日本を舞台にするなら、この車を出さないわけにはいかないだろう。
こちらもトヨタの「GR Heritage Parts」の復刻対象となっており、旧車としての価値は高まる一方だ。

ワイスピで特に人気の日本車ランキング

「これだけたくさんある中で、結局一番人気なのはどれなの?」
そう疑問に思う方のために、公式のデータに基づくランキングを紹介しよう。

【公式開催:シリーズNo.1人気車総選挙】
(総投票数:2,973票)

🥇 第1位:スカイラインGT-R R34(X2 ブライアン仕様)
🥈 第2位:スカイラインGT-R R34(ブライアン仕様など)

日本公式イベントの結果を見ると、なんとR34 GT-Rがワンツーフィニッシュを飾っている。
ブライアンという愛されたキャラクターと、RB26エンジンの咆哮、そしてあのブルーのストライプ。
この組み合わせは、もはや映画の枠を超えて一つの「ポップカルチャー」として成立しているのだ。

映画の熱狂を手元に残したいなら、まずはこの代表的な人気車種のミニカーや模型から探してみるのがおすすめだ。
「あの名シーンを自分の部屋に飾る」という体験は、大人の車好きにとって至福の時間になる。

作品別に見るワイスピの日本車

ワイスピは作品ごとに登場する車のテイストが大きく変わる。
「あの車が出る映画だけを見返したい」という時のために、作品別の早見表を用意した。

作品名 主な日本車 見どころ
第1作 エクリプス、スープラ、RX-7 スポコンブームの原点。最後の直線勝負。
X2 R34 GT-R、S2000、ランエボVII 公式人気1位のR34が冒頭で激走。
TOKYO DRIFT RX-7、Z33、S15、ランエボIX、AE86 日本車とドリフトの祭典。
MAX以降 R34、インプレッサWRX STIなど アクション規模の拡大とブライアンのGT-R愛。

特に『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は、日本車好きにとっては「バイブル」と言っても過言ではない。
渋谷の交差点をドリフトで駆け抜けるRX-7やZ33の姿は、何度見ても鳥肌が立つ。

キャラ別に見る日本車

キャラクターの個性と愛車がリンクしているのも、ワイスピの大きな魅力だ。

  • ブライアン・オコナー:「スカイラインGT-R(R34)」や「スープラ」など、生粋の日本車党。彼の車選びがワイスピのJDM人気を牽引した。
  • ハン:「RX-7(FD3S)」。常にスナック菓子を食べながら、クールにロータリーサウンドを響かせる姿がたまらない。
  • スーキー:「S2000」。ピンクのボディカラーで、ワイスピに華やかなストリートカルチャーの風を吹き込んだ。

推しのキャラクターがどの車に乗っていたかを知るだけで、映画の楽しみ方は何倍にも広がるはずだ。

なぜワイスピでは日本車が人気なのか

そもそも、なぜアメリカ映画であるワイスピで、ここまで日本車が重宝され、人気を集めたのだろうか?
その背景には、90年代から2000年代にかけてアメリカで爆発的に流行した「JDM」「スポコン(スポーツコンパクト)」文化がある。

当時のアメリカの若者たちにとって、フェラーリやポルシェのようなスーパーカーは高嶺の花だった。
そこで目をつけたのが、比較的手頃な価格で手に入り、エンジンチューニングのポテンシャルが異常に高い日本のスポーツカーたちだったのだ。

派手なエアロパーツを組み、アンダーネオンを光らせ、ニトロ(NOS)で爆発的な加速を得る。
ワイスピの初期作品は、そんなリアルなストリートの熱狂をそのままスクリーンに持ち込んだ。
だからこそ、車好きの心を鷲掴みにし、世界的な大ヒットシリーズへと成長できたのである。

映画仕様と市販車仕様の違い【要注意】

ここで、ベテランの車好きとして一つだけ重要な注意喚起をしておきたい。

「映画の中の車と、実際に市販されている車は別物である」ということだ。

映画の劇中車は、撮影のために特別なカスタマイズが施されている。
例えば、ボンネットの中身(エンジン)が、整備性を考慮してアメリカ製のV8エンジンに換装されていたり、派手な走行シーンを撮るために駆動方式が変更されていたりする。
「ランエボなのにドリフトしてる!」と驚いた方もいるかもしれないが、あれは撮影用にFR化されているからだ。

また、昨今の日本スポーツカーの中古車相場は、ワイスピの影響もあって世界中で異常なほど高騰している。
「映画と同じカスタムをしたい」と思っても、ベース車を手に入れるだけで莫大な費用がかかるのが現実だ。
実車を購入する際は、映画のイメージだけを鵜呑みにせず、最新の相場や維持費をしっかり確認してほしい。

ワイスピ日本車を見るならどの順番がおすすめか

ここまで読んで、「あの名車が爆走するシーンを今すぐ見返したい!」とウズウズしているのではないだろうか?

これからワイスピを見直すなら、基本的には「公開順」で見るのが一番ストーリーに没入できる王道ルートだ。
しかし、「とにかく日本車とドリフトを浴びるほど見たい!」という方は、第3作目の『TOKYO DRIFT』からピンポイントで再生するのも大正解である。

詳しい時系列や、全作品のおすすめ視聴順については、関連記事の「ワイスピを見る順番」で徹底解説しているので、ぜひそちらも合わせてチェックしてみてほしい。

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スマホやテレビで、今すぐあの圧倒的なエンジン音とストリートの熱狂を体験してほしい。